ラブファーマーズ・カンファレンス2016
先週末のラブファーマーズ・カンファレンス。その場のエネルギーが本当に「ラブ」で、コミュティーの素晴らしさを体感でき、すごくいい刺激になった。
矢野さんの大地の再生講座、PCT-design Labのフォレストガーデン、自然農、発酵、微生物の話などなど、農や自然に関する分野でいうと、かなりの最先端を実際に現場で実践している人たちの話を聞けて、しかもほとんど参加費はカンパ制。
<矢野さんによる、大地の再生講座>
ごはんも地元のお母さんや出店の人が準備してくれたというけれど、美味しい野菜料理がたくさんで、わたしは毎回食べ過ぎたくらい。。
2日目にもなれば、自然と通りすがりの一度も話したこともない人とも気軽に話しかけあったりする空気感がすでにできていて、イベントやお祭りな感じもありつつも、地元の仲間として受け入れられているような、あたたかな空気。
年配のかたも、若者も、子どもたちも、みんながその場で自分らしさを発揮し、それがコミュニティーとして絶妙にそれぞれの良さを持ち寄り、豊かさをつくっている感じに、初めて「多様性」ということの素晴らしさを身体で実感した。
まだ2回目にして、この完成度は、本当に運営のみんなを尊敬せずにいられない。
<夜はライブ。子どももノリノリで「おーこめはだいじー。ごはんを食べよう♪」と唄い踊る>
自然界のなかで、一度分離しかけていた人類が、確実に自然の一員として、自然と融合し、互いに豊かさを渡しあう関係を育んでいっている。しかも、人間という存在が、その存在のまま生きるだけで。(自然の側も然り)
本来、人と自然との関わりは、こうも完璧にデザインされつくられていたことを、わたしたちは思い出すだけでよかったなんて。
自然を愛し、人を愛するひとがいる。
それだけで、充分幸せだ。
来年も9月の第一週目の週末に開催するそうで。予定入れとかなきゃ!