Secret Present Garden 〜こびとたちのひみつの庭

「プレゼントガーデン」そこでは、樹木が優しく見守るなか、絶えず草花が茂り、こびとたちがハーブティーや季節の花のブーケなど、あたたかいプレゼントを色々なところに贈り届けるしたくをする。 そんな、プレゼントガーデンの構想と、実現に向けての様子、および、魔法や植物についてのmakiLiliaの勉強と研究の記録を記してまいります。

ラブファーマーズ・カンファレンス2016

 先週末のラブファーマーズ・カンファレンス。その場のエネルギーが本当に「ラブ」で、コミュティーの素晴らしさを体感でき、すごくいい刺激になった。
 矢野さんの大地の再生講座、PCT-design Labのフォレストガーデン、自然農、発酵、微生物の話などなど、農や自然に関する分野でいうと、かなりの最先端を実際に現場で実践している人たちの話を聞けて、しかもほとんど参加費はカンパ制。
 

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<矢野さんによる、大地の再生講座>


 ごはんも地元のお母さんや出店の人が準備してくれたというけれど、美味しい野菜料理がたくさんで、わたしは毎回食べ過ぎたくらい。。
 
 2日目にもなれば、自然と通りすがりの一度も話したこともない人とも気軽に話しかけあったりする空気感がすでにできていて、イベントやお祭りな感じもありつつも、地元の仲間として受け入れられているような、あたたかな空気。
 
 年配のかたも、若者も、子どもたちも、みんながその場で自分らしさを発揮し、それがコミュニティーとして絶妙にそれぞれの良さを持ち寄り、豊かさをつくっている感じに、初めて「多様性」ということの素晴らしさを身体で実感した。
 まだ2回目にして、この完成度は、本当に運営のみんなを尊敬せずにいられない。

 

f:id:santanoyome:20160910144349j:plain<プレイパークで子どもたちは色々な大人とあそぶ>


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<夜はライブ。子どももノリノリで「おーこめはだいじー。ごはんを食べよう♪」と唄い踊る>

 自然界のなかで、一度分離しかけていた人類が、確実に自然の一員として、自然と融合し、互いに豊かさを渡しあう関係を育んでいっている。しかも、人間という存在が、その存在のまま生きるだけで。(自然の側も然り)
 本来、人と自然との関わりは、こうも完璧にデザインされつくられていたことを、わたしたちは思い出すだけでよかったなんて。
 
 自然を愛し、人を愛するひとがいる。
   
 それだけで、充分幸せだ。
  
 来年も9月の第一週目の週末に開催するそうで。予定入れとかなきゃ!

 

 

 

ドクダミの魔法

お隣に住んでいるおばあちゃんが、ひとつ魔法を教えてくれました!

 

できれば7月の土用の日に、ドクダミを根っこから採取したものを白い紙で包み、赤いヒモでくくって、

 

数え年と、

無病息災 名前(姓名)

 

を書いて、お手洗いに吊るす、というもの。

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これは女性のお守りで、婦人病にかからなくなるのだそうです。

 

ドクダミは花が咲いている時が採取時、特に土用に採取するといいというのは聞いたことがあったけど、この魔法はどんな本にも載っていなかった。。!

 

聞くと、おばあさんから代々、口伝されてきたものとか。

 

ドクダミは殺菌効果もあるし、皮膚病によく効くものなので、そういったところから、うまれた魔法なのかなぁ。と。

 

西洋のハーブの魔法は、本当に「こんなのあり??」というものまで、本当にたっくさんあるのだけど、日本の魔法も調べてみたいなぁ、と思っていた矢先の出来事。
嬉しいなあ。


こういう、日本で伝えられてきた魔法、歳時記から色々学べるけど、さらに勉強していきたい。。! 

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流れゆく川は
なんと清らかで透明なことだろう___


川は動き続ける。
片時も休まることなく。
停まれば、それは、水、池、たまり、などと呼ばれ、
川ではなくなる。
自分ではないものたちが動きつづけることを受け止め、あるいは促し、
変わり続ける他によって自分であり続けるもの。
こんな清らかさが

あるだろうか____


反転して、
わたしの心は、なんて淀んでしまっているのだろう、と感じていた。

我が強すぎる「わたし」というフィルターが
多くの清らかな流れを堰き止めてしまっている

もっと透明に もっと透明に
自分をなくしていくこと
元に戻っていくこと

当面の(一生かかるかもしれない)目標はそれかな、と
静かに思っていた。
天川の澄んだ川を眺めながら。



そこに届いた
ナナイロの日のことばのブーケ

https://www.facebook.com/notes/%E5%85%BC%E6%9D%BE-%E4%BD%B3%E5%AE%8F/%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%B0%E3%81%AE%E3%83%96%E3%83%BC%E3%82%B1-for-makililia/10154338369743390



プリズムのように、
わたしを通すと透明だった光が七色に見える
と、表現してくれた人がいた

わたしを通して、風を、泉を、花を、魔法の真実を、
みてくれた人たちがいた

なるほど、
そういうこともあるのか、と。


わたしのなかのちょっと屈折した部分が
受ける光を違う色として世界に映す ことがある。

そう思えば、
わたしは、この変テコさを抱えて生きていくことで
それが喜びと共にあるなら
それでいいのではないかと思えた。
むしろ、
人は、だからこんなにもバラバラな個性を持っていきゆくのかもしれない、と。


わたしはわたしでないものには成り得ない
と同時に
わたしは、わたしが思っているほど、わたしではない。


・・・・・・・


「わたしは、わたしが思っているほど、わたしではない。」


それは、
産後、孤独な子育て、アイデンティティー・クライシスから、
逃げるように東京に向かい、
これまで会った大切な人たちと再会を果たすなか、肌で感じたこと

大好きな人たちに会う度に、自分が取り戻っていくような感覚
わたしの「いいところ」は
わたしが愛する友人たちといることで引き出されていたこと

愛する人たちから、ちいさな光をのかけらを受け取って
それを集めたものを 
わたしは「わたし」と呼んでいたのか・・・
と、静かに仰天した。

 
だとしたら・・・


「わたし」と呼んでいる大事な人たちの一部を
簡単に軽んじてしまうというのは いかがなものだろうか・・・


集めた小さな光を 「わたし」なら
美しい場所へと運びたい


人生で出会った きらめく笑顔や情熱や優しさ
悲しみも葛藤の末の憤りも
光のかけらとして集め 運んでゆく
あの川のようで わたしはありたい


それらをどこかに届けるためではなく
そのいのちの恍惚ゆえ 嬉々として
流れつづけるものに


ミツバチたちのワックス

『ミツバチたちのワックス』 〜 STORY 〜

 あるとき、Cotoliliaは、疑問に思いました。
 昆虫たちの触覚がなぜ、あんなにピンとまっすぐ伸びているのか。
 これは、なぜ、鳥たちは空を飛べるのか、また、植物のみんながあんなにピンと空に向かって伸びていくのか、という疑問と共に、Cotoliliaを深く考えさせるものでした。
 そこで、立派な触覚をもち、軽快に空を飛び回るミツバチたちに尋ねてみました。

「どうしてあなたの触覚は、そんなにピンとしてるのでしょうか?」

「簡単なことだよ。」

ミツバチは誇らしそうに言いながら、綺麗にならんだ六角形の巣の棚から、小さな瓶を取り出しました。

「これをちょっと手にとって、触覚になじませれば、その日のスタイリングは思いのまま。蜜蝋と植物のオイルからできているのでなめても大丈夫。動物の毛にも使えるよ。」

「よかったらひとつあげるよ。」

そういって、小さな瓶を渡してくれました。

https://www.instagram.com/p/BB1fQJKnBOc/

 

「ありがとう。」

そう言って受け取ったものの、Cotoliliaは自分の体のなかで、昆虫の触覚ほど、ピンとまっすぐ伸ばしたいと思う毛がみつかりません。

「あ、そうだ。」

CotoliliaはmakiLiliaに相談して、小さな瓶にリボンをかけてもらうことにしました。
Cotoliliaは瓶にリボンがかけられていく様子を頬杖をついて見ながら言いました。

「これね、ミツバチさんにプレゼントしてもらったの。そして、今度はわたしが、よく、寝ぐせで朝、変な髪型になっているJoshにプレゼントするの。」

「そう、じゃあ、最後の魔法はCotoliliaにお願いするわ。」
makiLiliaはキレイにリボンがかかった瓶を渡しました。

Cotoliliaは、瓶を手のひらにのせて魔法の呪文を唱えました。

「すきすき!」

___ <ARTWORK> ___

https://www.instagram.com/p/BB1fE5ynBOQ/


髪のスタイリングに使うハードワックスです。
荒れた唇に塗るリップクリームとしても使えます。

※レシピは、こちら

ハードワックス 簡単作り方レシピ|supernatural! 簡単手作りコスメ☆作り方レシピ

を使わせていただきました!

■素材
・シアバター、ホホバオイル、スイートアーモンドオイル、キャンデリラワックス、みつろう、トコフェロール

___ <制作裏話> ___
 
普段、joshは、こちらのザ・プロダクトヘアワックス

ザ・プロダクト ヘアワックス 42g

を愛用してますが、なにしろ1つ2000円とお高い。。それが、今回のワックスも使用感はほぼ同じとのこと。しいていうなら、手につきにくくて、扱いやすい。とか◎
小人のお昼寝中に作ってたら途中で起きてしまい、最後のエッセンシャルオイルを入れる工程ができなかったので、それは、また次回。。
フタのラベルは小人の絵を使い、てきとーにそれらしくラベルをつくりました。w

くしゃみの魔術を解く魔法茶

 

https://www.instagram.com/p/BB1az3tHBIS/

 


『くしゃみの魔術を解く魔法茶』 〜 STORY 〜
 
「クション!クション!クション!!!」
Joshに春がやってきました。

これまでたくさんの汚染された花粉を吸い込んできてしまっていたため、春先の森で花がほころぶ頃になると、Joshは、汚染された花粉をはね返すように、1日に何度もクシャミをします。

本当のところ、いまJoshがいるエペセティアの森の空気はたいへんキレイで澄んでいるし、花粉もちっとも汚れてなどいません。

けれど、Joshは汚染された花の「くしゃみの魔術」にかかったままになっているのです。

目を赤くし、鼻をぐずぐず言わせるJoshに、maiLiliaは魔法のお茶をこしらえました。

「くしゃみの魔術を解く魔法茶」

粘膜や毛細血管の炎症を沈めてくれるエルダーフラワーに、クロロフィルが豊富でアレルギー体質を改善してくれるネトル、目のかゆみや鼻水を抑えてくれるアイブライト、鼻水・頭痛を和らげてくれるペパーミント。

これらの薬草を合わせて、くしゃみの魔術を解く呪文を唱えます。

「ピキルコリナリ ハナペンパ!」

makiLiliaは魔法が薬草に浸透したのを確認して、薬草を小さな瓶につめました。

これで、今年の春はみんなでとんがり山へのピクニックにも行けるかもしれません。



___< ARTWORK >___

花粉症の諸症状が和らぐようにブレンドしたお茶です。
■素材
・エルダーフラワー、アイブライト、ネトル、ペパーミント

https://www.instagram.com/p/BBtwQqZnBNG/

 

 

コスメ革命

年末年始にいろいろありまして、久々の更新となりました。

いろいろの間に、手作りコスメというジャンルに手を出し始めました。

もう、戻れません。。

 

https://www.instagram.com/p/BBrXAjWHBIq/

 

しかしこれが、なかなか深くややこしいもので、作り出すまでに随分かかりました。

通常の化粧品のどの成分がどのくらい危険で、何がどのくらい肌にダメージを与え続けているか、そして、それはどういう使い心地のためで、それに代わる自然化粧品は、どんな成分でつくるのが理想なのか。。。


調査の途中で、「アンチエイジングの鬼」という勝田小百合さんのブログに出逢いまして、多くはそのブログと書籍から学ばせていただきました。

普段使わない「アンチエイジング」や「鬼」という言葉になんかギョッとするけど、畑もされていたり、自身のブランドでは植物の力をふんだんに活かしつつ、かなりストイックにケミカルなものを排除した自然化粧品づくりをされています。
 

■勝田小百合さんのブログ

アンチエイジングの鬼 - 楽天ブログ

 

真実のナチュラルコスメ読本

 

 

元々から、そんなに変なものは使ってないつもりだったけど、

「オーガニックなものを使っていればいい。」

「ベビー用なら変なもの入ってないはず。」

「コスメキッチンに置いてあるものならいい。」

 

ってわけでも、ないのですね。

 

唖然とするくらい、合成界面活性剤、合成防腐剤、合成ポリマーなどなど、不自然なものが当たり前のように入っています。

そして、逆に、キッチンや畑から、色々なものも使えます。

特別なものは、手作りコスメの材料を売っているサイトから買えば、市販化粧品の何倍も安心で、何倍もお手頃価格でオーガニックコスメがつくれてしまいます。

 

しかも、化粧品とか乳液とか基礎化粧品だけでなく、ファンデやチークやリップ、アイシャドー、サンスクリーン。
本当になんでも作れてしまいます。

 

これは革命的。

 

美しさを磨く魔法の錬金術、

今後も、研究と実験を重ねてまいります。

 

魔法のお守りづくり

魔法茶に続き、魔法といえば、、、!の「お守り」。こちらも友人へのプレゼント◎ 
 ガーゼ生地で作った袋に、魔法茶に近い手順で魔法をかけたハーブたちをいれて、リボンでとめます。

 中身は、多産・豊穣を願うとき、寝室に置くとよいとされるホーステール、
同じく、多産・豊穣を司るライス(お米)、
心地よい香りで心を落ち着かせてくれ、守護、ヒーリング、幸福をもたらすラベンダー、
妖精が棲んでいると言われ、幸運のお守りに使われるすとろー(ワラ)、
ラベンダー以外は、洛西、自然農の畑でいただいてきたものばかりで揃えられました。

https://www.instagram.com/p/-2wRiAnBPC/


 おまけに、リボンと一緒に、健康のため、体調が優れないときベッドに吊るしておくとよいとされるユーカリの小枝をベランダからとってきて添えて。

https://www.instagram.com/p/-24EjoHBIk/ 


こちらは、安産のお守りでございます。